2022年 転職意識調査vol.1
新型コロナウイルスの感染爆発によって、2021年は転職市場にも大きな影響を与え、多くの業界で採用活動の停止や縮小を余儀なくされ転職を検討しづらい、転職活動が難航する状況にありました。
一時は感染者が減少したとはいえ、2022年に入りオミクロン株による感染再爆発が懸念される中、Job総研では2022年における転職検討者率や昨年との比較による増減、またキャリアにおいて転職が更に一般化すると考える率や転職のイメージにおけるポジティブ派とネガティブ派及びその年代別などについて調査を実施したのだそうです。
これまでのキャリアにおける転職経験の有無について、78.8%が「転職経験あり」ということで、さらに現状で転職を検討しているのが半数以上の54.2%、検討していないが36.9%、わからないと回答したのが8.9%になったようです。
現職に就いてから転職を考え始めたタイミングについては、78.1%が内定から3年以内の中で転職を考え始めているようで、その内訳は1ヶ月以内が9.4%、半年以内が21.5%、1年以内が22.1%、3年以内が25.1%で、内定から1年以内でも53.0%が転職を検討し始めているという結果になっています。
2021年の転職活動については、53.8%が「転職活動をしていた」ようで。「転職活動はしていないが検討していた」が8.4%となり、全体の62.2%が転職を希望していたようです。
この辺はコロナによって自分の生活を見直す人が増えたり、コロナにおける就職先の対応などによって人生を見つめなおす人が増えたのではないでしょうかね。
実施された「2022年 転職意識調査vol.1」では、8割が転職の経験を持ち、半数以上が現状転職を検討しているようで、転職を考えるタイミグとしては8割が内定後3年以内とし、転職が今後さらに一般化していくことが予測されるようです。
転職に対するイメージは20代が7割以上でポジティブ派に最多回答した中、終身雇用が一般的だった時代の名残がある50代ではポジティブ派は5割に留まっています。