2022年12月度の有効求人倍率は1.35倍。

多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所」が、官公庁などが発表する労働市場関連のデータをキュレーションしつつ、分かりやすくまとめた「労働市場データレポート」によれば、2022年12月度の有効求人倍率(季節調整値)は1.35倍で、前月と同水準、前年同月より+0.18ポイント改善、10月から3か月連続で同水準となっており、パートのみの求人倍率(季節調整値)は1.34倍、正社員の有効求人倍率(季節調整値)は1.03倍、ともに前月より-0.01ポイントとなっているようです。

2022年12月度の有効求人倍率

完全失業率(季節調整値)は2.5%で、前月と同水準、前年同月より-0.2ポイントとなり、年齢階級別では全年代で低下し、15-24歳が前年同月より-0.5ポイントと特に低下していて、完全失業者数は158万人で前月より7万人減少しています。

新規求人数については、前年同月より+4.8%と前月(+8.7%)の伸びよりやや鈍化し、伸び率トップ3は生活関連サービス業,娯楽業(18.5%増)、サービス業(他に分類されないもの)(7.9%増)、宿泊業,飲食サービス業(6.9%増)となりました。

宿泊業,飲食サービス業の伸び率は8か月連続トップでしたが、今月はやや鈍化。一方で建設業(6.2%減)、製造業(0.1%減)は減少。